七夕の星の名前は織姫と彦星でいいの?星座は?見つけ方も教えて!

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七夕のお話にでてくる織姫と彦星って、お星さまだというけれど、名前は何かしら?
織姫彦星でいいの?
織姫と彦星、どこにいるのかな?

子どもと一緒に、ここでちょっと予習して、夏の夜空を見上げてみましょう。

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七夕の星の名前は織姫と彦星でいいの?

七夕は、もともとは中国のお話でした。
中国のお話では、織姫は織女(しょくじょ)、彦星は牽牛(けんぎゅう)といいます。
それが日本に伝わって、日本のお話では織女が織姫(おりひめ)、牽牛が彦星(ひこぼし)になりました。
天文学では、織姫の星はベガ、彦星はアルタイルといいます。

日本 おりひめぼし ひこぼし
中国 織女星(しょくじょせい) 牽牛星(けんぎゅうせい)
天文 ベガ アルタイル

七夕の織姫と彦星の星座はなに?

日本でよく見える夏の星座の代表には、こと座、わし座、はくちょう座、さそり座、いて座、へびつかい座、ヘルクレス座などがあります。

その中で、織姫のベガはこと座にあります。
こと座は、平行四辺形に並んだ4つの星と、もうひとつ、少し離れたところにある明るい星で、竪琴の形になっています。
この、こと座の明るい星が、織姫のベガです。

彦星のアルタイルはわし座にあります。
わし座は、ワシが大きく翼を広げた形です。
この、ワシの背中のあたり、わし座のまんなかにある明るい星が、彦星のアルタイルです。

また、織姫のベガと彦星のアルタイルの間に、天の川を渡すように翼を広げたはくちょう座があります。
このはくちょう座の尾の部分に、デネブという明るい星があります。
このデネブを、織姫と彦星を助けた鳥、カササギとする見方もあるようです。


画像提供 国立天文台

織姫と彦星は同じ星座ではないのですね。
でも、星座ではありませんが、ベガとアルタイルとデネブの3つの星をつないだ三角形を、「夏の大三角」と呼びます。

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七夕の星の見つけ方

星を見る環境や天候によって、星はなかなか見えにくいことがあります。
でも、「夏の大三角」とも呼ばれる織姫のベガは0等星、彦星のアルタイルは1等星。デネブも1等星です。
星の明るさを表す「等星」の数字は、数が少ないほど明るいことを示します。
ふたつとも、特別に明るい星なので、天候さえよければきっと見つかるはず!

時刻は夜8時から9時ころ、の方向に、特別に明るい3つの星を探しましょう。

みっつのうち、一番明るい星がベガ。ベガの南にある星がアルタイル。北にあるのがデネブです。明るさは、ベガ、アルタイル、デネブの順です。


画像提供 国立天文台

織姫のベガと彦星のアルタイルが日本で見られるのは、7月から9月上旬。
その半ばの、8月がよく見える頃です。
七夕の7月7日では少し早いかもしれませんね。
旧暦の七夕なら、いまの8月。(新暦にすると、毎年同じ日にはなりません)
2018年は8月17日が伝統的な七夕の日です。

夏休み、ちょっぴり夜更かしして、織姫と彦星に会いたいですね☆☆彡

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