こちらからはお送りしていない方からお中元をいただいて。
親しいおつきあいでもないのでびっくり。
どうしよう。…と悩んだら、お中元の基本に沿ってマナークリアです!
お中元をもらったらどうするの?
思いがけない方からお中元をいただいて、びっくり、あわてちゃう。
「こちらからお送りしてないのに、失礼だったかしらー」とか。
「えっ そんなに仲良かったっけ?」とか。
いろいろと、考えがぐるぐるしてしまいます。
お返しのことはさておき、
まずは、必ずお礼状を出しましょう。
これがお中元の基本のマナー。
どなたから頂いたものでも、お礼状で「ありがとう」の気持ちをお伝えすること。
これは、「届きましたよ受け取りましたよ」の報告にもなります。
受け取ったら、3日以内に送りましょう。
お中元のお返しはした方がいい?
お中元には、お返しの必要はありません。
(逆に言えば、見返りを求めてお贈りするものでもありません)
お中元をいただいたら、お礼状を出す。
これでOKです。
お中元のお返しをするときのマナー
お中元にお返しは必要ない…とはいえ、目上の人だとそうもそれだとなんだか落ち着かないから、お返しもしておきたい。
そんな場合はどうしたら?
お中元のお返しには、暗黙のマナーがあるので気をつけて!
お中元のお返しの品の金額
大事なのは、お返しするものの値段。
基本は、ささやかに、いただいたものの半額くらいの品にしましょう。
思いがけずお中元をいただいて、とっても嬉しかったとしても、「豪華に奮発しちゃおー!」はNGなのです。
これは、お中元の基本のルールで、暗黙の了解。
頂いたものと同額やそれより高額なものをお返しするのは、「次からはもうやめて。これっきりにして」という意味になるのです。
ですから、今回は頂いたけども、来年はいらないかなーというときは、同額かそれ以上の品を贈ります。
「察してくれ」ってことですね。ちょっとこわいな^^;
そう、ルールとはいえ、なんとなく冷淡な感じもするので、お中元やお歳暮はしないけど、おつきあいはこれまで通りでいたいな、というときは、送付状にお中元のお礼を述べつつ、「次からはお気遣いなさいませんように」とか、「ご放念くださいませ」とか、上手にやさしく書き添えましょう。
お中元のお返しの表書き
お中元のお返しののし紙は、お相手とのこれからのおつきあいを考えて決めましょう。
もしも、これを機にこれからもずっとお中元・お歳暮のやりとりを続けたいなと思ったら、表書きは「お中元」、時期によっては「暑中お見舞い」「残暑お見舞い」(目上の人なら「暑中お伺い」「残暑お伺い」)にします。
でも、単にお返しだけの意味なら、表書きは「お礼」にしましょう。
まとめ
お中元をいただいても、お返しの必要はありません。
お礼状を出すのが大事!これがマナー。
世の中を見渡すと、お中元・お歳暮は虚礼になっているシーンも多く見受けられるので、基本に立ち返って、「心」を大事にしたいなーと思います。
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