彼岸花の色や形は華やかで、まさにフォトジェニック。
写真撮影の初心者でも取り組みやすく、ぜひ挑戦したいモチーフです。
彼岸花の接写も素敵ですが、群生する風景は圧巻。
ここでは、東京から日帰りで行ける、見ごたえ撮りごたえのある彼岸花の群生地と、その見ごろの時期をご紹介します。
彼岸花が群生する関東の撮影スポット
東京
府中市郷土の森博物館
アクセス
最寄り駅は複数あります。
武蔵野線・南武線府中本町駅から徒歩約20分
京王線・南武線分倍河原駅から徒歩約20分
西武多摩川線是政駅から約20分
府中市郷土の森博物館は、府中の地形や自然を生かして、森全体を博物館としています。
木々の合間に咲く赤い彼岸花。木漏れ日もうまく取り入れれば、風情ある作品が撮れそうです。
白色の彼岸花もあり、赤白のコントラストも楽しめます。
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埼玉
巾着田曼殊沙華公園
アクセス
池袋から西武池袋線高麗駅まで特急レッドアロー号で約1時間弱。→高麗駅から巾着田までは徒歩15分。
川が「ひ」の字のように蛇行して、それが巾着の形にも似ることから命名された、埼玉県日高市の巾着田(きんちゃくだ)。
約500万本の彼岸花が、びっしり、みっしり。その群生は圧巻の見ごたえです。
写真撮影にうれしいのは、巾着田では9月下旬からコスモスも見られること。
彼岸花が美人のお姉さんなら、コスモスは可愛い妹かな?
秋らしい作品がいろいろ撮れそうです。
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神奈川
清流山常泉寺
アクセス
新宿から小田急江ノ島線高座渋谷駅まで約1時間。西口下車で徒歩7分。
常泉寺は曹洞宗のお寺で、「花のお寺」「河童のお寺」 として親しまれています。
特に彼岸花は、関東でも名所として有名なお寺。
白色の彼岸花が多いのも撮影にはうれしい。
山内には多くの石仏が配置され、彼岸花とあわせた構図で撮れるのも魅力です。
彼岸花の季節が終わると、彼岸花と同じ姿で色の違うネリネも咲きます。
いかにも曼殊沙華といった真っ赤な彼岸花に比べて、ネリネには青みがかったピンクのものも。
キュートな雰囲気もあるので、「花のお寺」は何度も足を運びたくなります。
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彼岸花 関東の見ごろの時期はいつ?
「彼岸花」の名前は、お彼岸の頃に咲くことに由来しています。
秋のお彼岸は、9月の下旬。
彼岸花の開花は、夏の気候に左右され、年ごとに開花の時期はまちまちですが、
早くて9月上旬から、遅くても9月下旬には咲き始めます。
撮影スケジュールを立てるなら、9月中の休日は押さえておきたいかなーと思います。
まとめ
彼岸花に限らず、撮影に集中すると、ついつい被写体以外が見えなくなってしまうこともあります。
公共の場所では、マナーにも気をつけて、秋ならではの季節の花が撮れるといいですね。
すてきな作品が撮れますように。
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