クリスマスの飾りはいろとりどり。
何を飾ったらいいのかなーと迷うこともあるでしょう。
そこで、これぞクリスマス!という定番のオーナメントをいくつかご紹介しますね。
クリスマスの定番オーナメントをいくつか飾れば、あっという間にクリスマス感UP!
他は気ままにお気に入りアイテムを飾れば、オリジナルツリーになっちゃいます。
クリスマスのオーナメントの種類と意味
星
クリスマスツリーのてっぺん(ツリートップ)に飾られる星は、「ベツレヘムの星」。
キリストが生まれた場所を指し示したと伝えられています。
余談ですが…わたし、枝に飾る星が赤いと、ヒトデに見えちゃうんです
天使
クリスマスツリーのてっぺん(ツリートップ)には、星ではなく天使が飾られることもあります。
天使は神から人への使者。
キリストが生まれたとき、天使は歓喜し、大挙して地に降りて生誕を伝えたといいます。
また、天使には人を守護する役割もあるとか。
人には、ひとりひとり誰にでも守護天使がついているんですって。
ベル
クリスマス以前からあった北欧の冬至のお祭りでは、暗く寒い冬、ベルは魔物たちを追い払う魔除けの道具でした。
形は違いますが、日本の鈴も魔除けの意味がありますね。
クリスマスはこの冬至のお祭りと習合して、ベルはキリストの誕生を広く知らせる鐘となりました。
ロウソク(キャンドル)
冬、家の中には暖炉がありました。
そしてロウソクは家の中にあるもうひとつの炎。
炎は、魔物を遠ざけ、太陽の光と暖かさを象徴します。
キリスト教では、その光は世界を照らすキリストそのものを表すともいいます。
イルミネーション
イルミネーション(電飾)は、電球が発明されてからロウソクに代わる灯りとして飾られるようになりました。
いまでは、LEDでキラキラですね
リンゴ・玉(ボール)
リンゴは、アダムとイヴが食べた知恵の樹の実の象徴。
リンゴに代わって、メタルやガラスの玉が飾られることもあります。
ヒイラギ・赤い実
クリスマスのヒイラギは、クリスマスホーリーともいい、日本のヒイラギとは違う種類。
ギザギザの葉っぱは、魔ものを寄せつけない力があるといわれていました。
キリスト教ではキリストが被ったイバラの冠を、赤い実はキリストの血をあらわします。
キャンディケイン
ケイン(Cane)は杖の意味。
キャンディケインは、杖の形をした紅白の縞模様のキャンディです。
もともと、クリスマスツリーの飾りつけには、果物や木の実やクッキー、キャンディーなどのお菓子がよく使われていました。
当初飾られていたのはまっすぐで白いキャンディー。
それが杖の形になり、1900年代には赤白の縞模様がつくようになりました。
キャンディケインの形は羊飼いの杖、赤は血、白は純粋さをあらわしているともいわれます。
また、杖をさかさにすると「J」の文字になり、イエス・キリスト(Jesus Christ)の頭文字と同じ!とも。
靴下・ブーツ
サンタクロースがプレゼントを入れてくれる靴下。
サンタクロースが靴下にプレゼントを入れる由来は、
サンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスの逸話がもとになっています。
聖ニコラウスの逸話
貧しい家に、3人の娘がいました。
父親は娘たちを結婚させたいと思っていましたが、そのための持参金がありませんでした。(当時、結婚には持参金が必要だったのです)
貧しさのあまり、結婚どころか奴隷に売られるかもしれません。
これを知ったニコラウスはこの家族をなんとか助けたいと思いました。
そこでニコラウスは、ある晩、この家の窓から金貨の袋を投げ入れました。
金貨は、暖炉で乾かしていた靴下の中に入りました。
この金貨で、娘たちは結婚することができました。
クリスマスのオーナメントの飾り方アイデア
クリスマスツリーのオーナメント、どんなふうに飾ろうかな?
飾る順番は、
- イルミネーション&キラキラモール
- 隙間に大きなオーナメント
- さらに隙間に小さなオーナメント
これで、簡単に全体のバランスがとれます。
イルミネーションの長さは、ツリーの高さの3倍くらい。
ツリーの上から下へ、らせん状にぐるぐると巻きつけます。
キラキラモールも飾るなら、イルミネーションより長めに、ツリーの高さの5倍くらい。
やはり、上から下へ、らせん状に。枝にゆるく乗せる感じで。
オーナメントの数は、大きさにもよりますが、1mのツリーなら、20個、150cmのツリーなら、100個くらいを目安に用意するといいでしょう。
イルミネーションの隙間に、同じ色がなるべく隣り合わないように飾りつけるのがポイントです。
定番のオーナメントのほかに、リボンやお花を飾れば、おしゃれかわいくなります!
お気に入りのアイテムを飾れば、個性的に。
好きなキャラクターのフィギュアを飾るのも一興ですね。
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