台風の名前 イートゥの由来 民話のうさぎのお話

アフィリエイト広告を利用しています。

くらし


台風には数字の付番のほかに、各国もちまわりで決めた名前がついていますね。
台風30番目の台風の名前は「イートゥ(Yutu)」。
中国の命名です。

「イートゥ(Yutu)」は民話にでてくるうさぎのこと。

いったい、どんなお話なのでしょうか。
台風の名前「イートゥ」の由来となるお話をお伝えします。

スポンサーリンク

台風の名前 イートゥの由来

中国が命名した台風の名前「イートゥ(Yutu)」は、漢字では「玉兎」。
同じ意味で、「月兎(ユェトゥ/Yuetu)」ともいいます。

そう、イートゥは、月にいるうさぎのことなのです。

日本でも「お月さまにはうさぎがいるよ」「お餅をついているよ」と言い伝えがありますね。

台風の名前イートゥ 中国のうさぎのお話

中国の月うさぎ「玉兎(イートゥ)」のお話は、神話のなかに数多くみられます。

中国の神話では、月には嫦娥(じょうが)という女神さまが住んでいます。
嫦娥は夫が持つ不老不死の薬を飲んでしまい、ひとり月に住むことになったのです。

伝説では、

      嫦娥が玉兎に変えられた。
      嫦娥を愛する夫が、玉兎になって月に随行した。
      ひとりぼっちの嫦娥をなぐさめるために、うさぎがお供になった。

など、さまざまなストーリーがあります。

また、中国の神話とは別に、インドの『ジャータカ』がもとになったお話もあります。
『ジャータカ』は仏教の説話のひとつです。
『ジャータカ』のうさぎのお話は、中国だけでなく、アジア各国に伝わりました。
日本では『今昔物語集』の兎のお話として伝わっています。

月のうさぎの詳しいお話はこちら

月でうさぎが餅つきをする由来 インドと中国の伝説
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました