どんぐりを発芽させるには?選別と植え方&発芽条件

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くらし


拾ってきたドングリを育てるには?
気軽に自然を楽しんでみたい好奇心。
ドングリの栽培は、案外、簡単です。
まずはドングリを発芽させてみましょう!

発芽しやすいドングリの見分け方、植え方についてお伝えします。

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ドングリが発芽する選別

きれいなドングリを拾う

どんぐりは、実りの季節に自然に落ちたものを拾いましょう。
季節よりも早く、緑のままで地面に落ちているどんぐりは、虫が産卵している可能性があります。
また、穴の開いたどんぐりは、中身を虫に食べられてしまっています。

熟して落ちた、落ちたてほやほやのドングリは、希望に満ちて育つ気満々なドングリなので^^発芽しやすいです。

どんぐりの落下時期の目安 9月 10月 11月 12月
ブナの仲間 ブナ・イヌブナ 9月上旬~10月中旬
シイの仲間 スダジイ・ツブラジイ 10月下旬~12月上旬
コナラの仲間 コナラ・ナラガシワ 9月上旬~11月中旬
ミズナラ・カシワ・アベマキ 9月上旬~10月下旬
ウバメガシ 10月中旬~11月中旬
クヌギ 9月上旬~11月下旬
アカガシの仲間 ウラジロガシ 10月下旬~12月上旬
アカガシ 10月上旬~11月中旬
ツクバネガシ・ハナガガシ・イチイガシ・シラカシ 10月下旬~12月上旬
アラカシ 10月下旬~12月下旬
マテバシイの仲間 マテバシイ 9月上旬~11月中旬
シリブカガシ 10月中旬~12月上旬

ドングリを水につける

拾ってきたどんぐりを、たっぷりの水に浸します。

そこで、浮いてきたどんぐりは除外しましょう。
どんぐりが浮くのは、中味がスカスカな証拠。
虫にくわれていたり、乾燥しすぎているため、発芽が極端に難しくなります。

水に沈んだものが発芽しやすいどんぐりです。
水に沈んたどんぐりでも、拾ってきた状態では、いくらか乾燥しているはず。
2日ほどそのまま水につけておきましょう。

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ドングリが発芽する植え方

どんぐりの植え方で気をつけるのは、ドングリの向きと深さ。
自然では、木から落ちたどんぐりは、地面の上でころがったまま。
誰も埋めてはくれません。
(食糧貯蓄のリスさんが埋めてくれるかも??)
そんな状態で、なんとか根を張り、芽を出すのがどんぐりのすごいところ。

そこで、どんぐりを土に埋めるのは、横向きで!
地面に転がっている状態を再現するのです^^

そして、深さはごく浅く。
自然なら、地面の上でもいいくらいですから。

どんぐりの栽培では、乾燥を防ぐために、土に埋めましょう。
深さは、1、2cmくらいに。
深すぎると、埋もれすぎて芽を出しません。

どんぐりを土に埋めたら、その上から落ち葉をかぶせれば、さらに乾燥が防げます。

ドングリが発芽する条件

乾燥させない

どんぐりを発芽させるのに一番大切な条件は、乾燥させないこと。

木から落ちたばかりで、一度も乾燥していないドングリの発芽率は90%程度。
10個拾ってきたら、9個が発芽することになりますね。

しっかり選んだドングリを蒔いても、途中で乾燥してしまうと発芽しなくなります。
乾燥していた状態によっては、枯れないまでも、発芽が遅れてしまいます。
ですから、水やりがとっても大事。
とはいえ、水浸しになると腐ってしまいます。
土が湿った状態を維持しましょう。

順調に育ち始めれば、樹の種類にもよりますが、年内には根が出てくるでしょう。

寒さにあてる

どんぐりは、秋~初冬に落ちて、寒い冬を過ごします。
もちろん屋外で!
そして、春、暖かくなってくると、ようやく芽を出します。

このように、どんぐりの発芽には、「寒さを経る」という過程が必要です。
どんぐりを土に埋めたら、冬らしい寒さの環境で春を待ちましょう。

どんぐりが芽を出すのは3月頃。
楽しみですね!

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