夏のおはなし会で使いたい手遊びと、組み合わせて読みたい絵本をご紹介します。
おはなし会夏の手遊び
♪「すいかの名産地」
作詞 高田三九三(1906-2001) 作曲 不詳
「ともだちができた すいかのめいさんち♪」から始まる歌。
「すいかの」のところで両腕を大きな輪にする。
「めい」で目を指さす。
「さん」で指を3本立てる。
「ちー」で地面を指さす。
♪「さかながはねて」
作詞・作曲 中川ひろたか(1954-)
「さかながはねて ぴょーん♪」から始まる歌。
「さかながはねて」のところで両手をあわせ、ゆらゆらさせてお魚の動きをまねる。
「ぴょーん」のところで両手を上にバンザイのポーズ。
そのあとは、手を頭にくっついて「帽子」。
繰り返しで、おめめにくっついて「メガネ」などど続き、替え歌になることも多い歌です。
♪「やさいのうた」
(作詞・作曲 不詳)
とまとは トントントン (両手をグーにして上下交互にたたく)
きゃべつは きゃっきゃっきゃ (握って開いて)
きゅうりは きゅっきゅっきゅ(絞る)
だいこんは こんこんこん(頭をグーでたたく)
ぴーまんは ぴっぴっぴ(ひとさし指で指さす)
かぼちゃは ちゃちゃちゃ(拍手)
にんじんは にんにんにん(忍法のかたち=人差し指を握る)
はくさいは くさいくさいくさい(片手で鼻をつまむ もう一方であおぐ)
たまねぎ えんえんえーん(泣きまね)
ごぼうは ひょーろひょろ(両手の平を合わせてうねうね)
グリーンピースは ぴーすぴーすぴーす(Vサイン)
もやしは もじゃもじゃもじゃ(指を伸ばして曲げてごにょごにょ)
オノマトペにあわせて、3回ずつ手指を動かします。
夏の手遊びとあわせて読みたい絵本
「すいかの名産地」と組み合わせて
『すいか! 』
石津 ちひろ/文 村上 康成/絵 小峰書店
暑い夏。うららちゃんとだいちくんは、おじいちゃんのすいか畑にやってきました。みんなでもぎたてのおいしいすいかを食べて、しあわせいっぱいです。 3歳から。
『だめだめすいか』
白土 あつこ/作・絵 ひさかたチャイルド
たっくんがじいじにすいかを届ける途中、たぬきが誘惑します。「すいか割りってしたことある?」「すいかジュースおいしいよ」 たっくんは「だめだめ、これは、じいじの すいかなの」と断りながら、じいじの家を目指します。3歳から。
「さかながはねて」と組み合わせて
『びゅ〜んびょ〜ん』
ふじわら こういち/しゃしん・ぶん 新日本出版社
表紙は、広い海にイルカが跳ねています。バッタ、カメレオン、カエルなど、いろいろな「びゅーん」や「びょーん」の様子をとらえた写真絵本。2歳から。
『さかなはさかな』
レオ・レオニ/作 谷川 俊太郎/訳 好学社
おたまじゃくしが、カエルになってサカナを訪ねてきます。そして話してくれた水の外の世界。自分も外を見たくなって、サカナは池を飛び出してしまいます。3歳から
「やさいのうた」と組み合わせて
『とらんぽりんぽーん』
ふくだ じゅんこ/文・絵 大日本図書
とまとくん、きゅうりさん、おまめちゃん。野菜のみんながトランポリンでジャンプ!そこに、大きなかぼちゃくんが登場。各野菜が登場後、縦開きにページをめくるとジャンプの様子があらわれます。1歳から。
『せかいいちのサンドイッチ』
きむらゆういち/作 西内 としお/絵 世界文化社
うさぎのしろとももはカフェを開きました。ふたりは大好きな人参のサンドイッチばかり作って、森の仲間はがっかりです。そこで、みんなひとりひとりの好きなものをサンドイッチにすることに。どんなサンドイッチができるかな?しかけをめくるとサンドイッチが作れる絵本。3歳から。
『サンドイッチいただきます』
岡村 志満子/さく ポプラ社
レタス、ハム、チーズ、トマト。具材が描かれたページを重ねていくと、最後においしそうなサンドイッチができあがります。2歳から。
『へちまのへーたろー』
二宮 由紀子/作 スドウ ピウ/絵 教育画劇
へちまのへーたろーは、きゅうりと間違えられてしまいショックです。発奮してへちまと認めてもらえるよう頑張るのですが、なかなかわかってもらえません。
『トマトさん』
田中 清代/さく 福音館書店
暑い夏の日。真っ赤なトマトさんは小川に泳ぎに行きたくなりました。でも体が重たくて、自分では動けない。虫たちやとかげたちが助けてくれて、川をめざします。3歳から。
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