お月見を子どもに説明 何するのかな?&お団子とすすきの意味

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読み聞かせ


9月のお月見。大人にとっては、しっとりうっとり気分の行事ですが、子どもたちに伝えるには?小さい子どもにもわかりやすい、やさしい言葉で説明します。
この説明を導入にして、絵本や紙芝居、工作につなげましょう。

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お月見を子どもに説明 何をするの?

小道具を使って

ねえみんな、これなーんだ。(三日月の絵を見せる)
(答えを待って、回答)
そうお月さま。
じゃあこれは?(半月の絵を見せる)
(答えを待って、回答)
そう、これもお月さま。
じゃあじゃあこれは?(満月の絵を見せる)
(答えを待って、回答)
そう、これもお月さま。これは満月ね。
お月さまの形、いろいろあるのね。

小道具がないとき

みんなは夜、お空のお月さまを見たことありますか?
お月さまってどんな形か覚えてる?
細かったり、半分だったり、まんまるだったり、いろいろ。
毎日ちょっとずつ変わるのね。
まんまるのお月さまのことを、満月といいます。

秋のまんまるお月さま、満月の日は、十五夜といって、お月さまがすごくきれいに見える日なの。
だから、お月見をします。
「お月さまきれいだなー」と眺める日なんですよ。

お月見は、旧暦8月15日の「十五夜」の行事です。
旧暦の7月、8月、9月は秋。8月はその真ん中なので中秋として、8月15日を「中秋の名月」と呼ぶようになりました。
(天文的には、十五夜は必ずしも満月とは限らず、1日ほどのずれがあります。)

この時期は、夏が過ぎ、空気が澄み渡って月が鮮やかに美しく見えます。
また、暑さを越え寒くなる前で、屋外で月を愛でるのに適した季節でもあります。

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お月見を子どもに説明 お団子の意味

お月見のときは、お月さまにお団子をお供えします。
秋にお米や野菜がとれることの感謝の気持ちがこめられているの。
お月さまありがとう、お団子どうぞって気持ちね。

お月見の十五夜は、秋の収穫を月に供えて五穀豊穣を祝い、実りを感謝する日。
秋の七草を飾り、お団子やサトイモ、果物など秋の味覚をお供えします。
お団子の形は、球形で満月を模したもの、先を尖らせて子芋を模したものなど地域によって様々です。

お月見を子どもに説明 ススキの意味

ススキは、お米ができるときの形にそっくりなのです。
お米がとれてありがとうの意味でお供えするの。
それから、来年もたくさんお米や野菜がとれますようにという気持ちも込められていますよ。

十五夜は秋の収穫に感謝する日ですが、この時期にお米はまだ実りません。
そのため、稲穂に似た姿のススキを供えたといわれています。
また、ススキには魔除けの意味もあり、翌年の豊作祈願の意味も込められています。

お供えは地域によってならわしが違い、ススキやお花はお供えしない地域もあります。
(ススキは「尾花」とも呼ばれ、秋の七草のひとつです。)

まとめ

説明のあとには、月にちなんだ絵本や紙芝居、お月さまとススキの工作などを楽しみましょう。

お月見の風習は、中国から伝わり、平安時代には貴族が月の宴を催していました。
庶民は、満月に秋の実りを感謝します。

古来からの風習を子どもたちに伝え、夜にはおうちでゆっくりと月を眺める時間がもてるといいですね。

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