1年生の読書感想文の書き方 題名から原稿用紙の使い方まで

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読書感想文


小学校1年生は、1学期でひらがなをならったばかり。
音読はできるけど、読書感想文なんて書けるのかしら?
夏休みの読書感想文は、おうちの人が声かけをしながら、一緒に仕上げていきましょう。
もちろん、感じたこと、書くことは本人で。

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1年生の読書感想文の書き方

読書感想文を書くための本の読み方

はじめは、感想文のため!と気負わずに、普通に読書を楽しんでください。
通して読むことで、どんなお話しなのか全体像をつかみます。

1回読み終わったら、2回目から、感想文のための読み方をします。
1段落ずつ読みながら、気づいたこと、思ったことをメモしていきます。

  • 誰が何をしたか、何がおきたか、印象に残った部分
  • 登場人物の気持ち、自分ならどう思うか、どうするか
  • 自分と比べて、同じか違うか

などを、声がけをして気持ちを引き出していってください。

また、挿絵にも目をむけましょう。
絵本はもちろん、低学年向けの児童書は、絵もお話の一部になっていることが多く、文章で表現されていない情報が含まれているためです。

子どもは、本筋とは関係ない、突拍子もないことを言い出すこともありますが、本人の言葉のとおりにメモしましょう。
メモの段階で却下はしない…子どもの感想を肯定することは、本人が読書感想文を書く当事者である自覚を持ち、前向きに取り組む意欲につながります。

読書感想文のまとめ方

低学年の読書感想文の構成はシンプルに「はじめ」「本文」「まとめ」の3ブロックで組み立てます。

はじめ

この本を選んだ理由について書くのが簡単です。
たとえば、

  • 表紙の絵が好きだったから
  • 題名がおもしろかったから
  • 好きな動物がでてくるお話だから など

もしも本文が明確なテーマで書けそうなら、その前文にしてもいいでしょう。

本文

集まったメモをつなげて文章にします。
ここで、全体のバランスを見て、メモの取捨をします。
読書感想文としての形を整えるためなので、採用しないメモがだめな感想というわけではありませんよ。

まとめ

本を読んでわかったこと、これから自分はどんなふうにしたいかなどを書きます。

全体の文章は、自分の言葉でのびのびと書くのが一番です。
もしも難しいようなら、お話の登場人物の誰かに宛てた手紙や、この本を読んだよこんなだったよと親しい人に伝えるような、話し言葉にすると、書きやすくなります。

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読書感想文の題名のつけ方

感想文のまとめができたら、題名を決めましょう。
難しく考えずに、本の題名「『〇〇』をよんで」でもかまいません。

登場人物に宛てたお手紙仕立てにしたなら、相手の名前を入れるのもいいですね。

  • 「〇〇さんのいいところ」
  • 「なかないで〇〇ちゃん」

ほかには、まとめで書く結論やその結論を導き出すきっかけとなったできごとや言葉、せりふをからめて決めると、かっこよくなります。
たとえば、

  • 「みんななかよく」
  • 「〇〇するってきもちいい」
  • 「〇〇〇はまほうのことば」

感想文の題名は、このほかに、題名を決めてから感想文を書くという方法もあります。
題名を先に決める方法は、本を読み終わって、どんな感想文を書くかテーマがはっきりしている場合に有効です。
この方法は先に題名があるので、感想文を「ぶれ」なく書ける利点があります。

読書感想文の原稿用紙の使い方

ここでは、一般的な原稿用紙の使い方について説明しますね。

1行目の上2マスを空けて、感想文の題名を書きます。
2行目は下1マスを空けて、下づめで名前を書きます。姓と名は間に1マス空けます。
3行目から感想文を書きます。
段落の始めは上1マスを空けます。
句読点、カギ括弧、拗音促音は1マス使います。
ただし、句読点やカギ括弧が行頭になりそうなときは、前行の最後のマスに文字と一緒に入れます。
会話文はかぎかっこ「 」に入れます。書名は『 』です。

まとめ

初めての読書感想文の目標は、手伝ってもらいながらでも、自分で書き上げること。
それができたときの達成感、自分でできたという喜びと自信。
それが大事かなと思います。

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