お月見の子どもむけの歌と手遊び&あわせて読みたい絵本

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読み聞かせ


小さい子むけのおはなし会プログラムには、絵本や紙芝居ばかりでなく、手遊びを組み入れるのがポイント。
9月には、十五夜のお月見にちなんだおはなし会をするのもいいですね。
今回は、お月見の歌や手遊びと、それにあわせた絵本をご紹介します。

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お月見の子どもむけの歌

「月」文部省唱歌


出た出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が

隠れた 雲に
黒い黒い 真っ黒い
墨のような 雲に

また出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が♪

「うさぎ」わらべうた


うさぎ うさぎ なに見てはねる
十五夜お月さま 見てはねる♪

お月見の手遊び

「十五夜さんのもちつき」わらべうた


十五夜さんのもちつきは
トーン トーン トッテッタ
トッテ トッテ トッテッタ
おっこねて おっこねて
おっこねおっこね おっこねて
とっついて とっついて
とっついとっつい とっついて
シャーン シャーン
シャンシャンシャン
トッテ トッテ トッテッタ♪

ふたりで遊ぶ手遊びです。
ひとりは拍子をとる、お餅つきの役。
両掌を上下に大きく動かしながら叩きます。

もうひとりはお餅をこねる役。
相手の上下する手の間をくぐらせながら、お餅をこね、手を叩きます。

拍子をとる役は簡単ですが、こねる役は忙しいです^^;

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お月見の歌と手遊びにあわせて読みたい絵本

「つき」とあわせて読みたい絵本

『おつきみ』

あまん きみこ/作 黒井 健/絵 ひさかたチャイルド
今夜はお月見。えっちゃんはお団子づくりのお手伝いで大忙し。子猫のミュウは遊んでもらえません。野原のススキを飾って、柿や栗やブドウをお供えして、準備万端。だけど、空に大きな雲がでてきました。これじゃあお月さまが見えないかも。「でかぐもさあん。のいてよう」すると、青いハチマキのミュウがおもちゃ箱の電車で乗って「さあ、えっちゃんも のって」。空に飛んで、でかぐもさんに向かいます。でかぐもさんは風がないと動けません。かぜっこさんにお願いしなくちゃ。

「うさぎ」とあわせて読みたい絵本

『うさぎのダンス』

彩樹 かれん/作・絵 ひさかたチャイルド
夕焼けのきれいな帰り道、タヌキのポンちゃんは、ウサギさんたちが楽しそうに踊っているのを見ました。ぼくも一緒に踊りたいな。そこでポンちゃんは、ウサギに化けて仲間にいれてもらうことにしました。「はれはれぽんぽん はれぽんぽん うさぎさんに なあれー」呪文をとなえて。上手に化けられるかな?ポンちゃんがんばります。
タイトルは『うさぎのダンス』ですが、主人公はタヌキ。月は最後のページに出てきます。

「十五夜さまのもちつき」にあわせて読みたい絵本

『おつきみどろぼう』

ねぎし れいこ/作 花之内 雅吉/絵 世界文化社
「おつきさまがよろこんでくれますように。みんながおおぜいたべにきてくれますように」おばあさんはお月見のおだんごを作ってお月さまにお供えしました。それから「おつきみどろぼう」にでかけます。この日は、誰でもよその家のお団子をこっそり食べてもいいのです。タヌキ、ネズミ、クマさんのおだんご。みんな個性的です。でもね、オオカミさんの家にはおだんごがありません。「おいらのおだんごなんか、だれもたべにこないよ」というオオカミさんに、おばあさんはおだんごの作り方を教え始めました。みんな食べに来てくれるといいな。

お月見のおはなし会プログラムのポイント

お月見をテーマにとりあげる作品のなかには、お月見の由来が含まれているものもあります。複数作品で由来が紹介されていると、くどくなることもありますので、バランスを考えて構成するのがポイントです。全体のなかでは、直接お月見に関係ない作品を組み入れるのもいいでしょう。

みんなでお月見たのしめますように!

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