森のおくから 読書感想文のためのあらすじと読み方のポイント


『森のおくから』夏休みの読書感想文を書くために。
あらすじと読み方のポイントをご紹介します。

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『森のおくから むかし、カナダであったほんとうのはなし』

レベッカ・ボンド/作   もりうち すみこ/訳 ゴブリン書房
2018年青少年読書感想文コンクール中学年課題図書。

森のおくから 読書感想文のためのあらすじ

1914年カナダであった本当の話。
アントニオはカナダの小さな町ゴーガンダに住んでいました。深い森に囲まれた町です。
アントニオのおかあさんは湖のほとりの3階建てのホテルを経営していました。
近くに子どもがいなかったので、アントニオの友だちはホテルで働く大人たちでした。
ホテルの1階には大きな食堂と台所、そしてアントニオの部屋がありました。
2階は個室の客室、3階は大部屋でした。
アントニオはこの3階が大好きでした。
仕切りのない広い部屋に、ずらりと並ぶ2段ベッド。3階に泊まるのは、長期間森で働く人たちでした。
ホテルの周囲は深い森です。森には、狼、鹿、熊やイタチなど、動物たちが住んでいます。
けれども、アントニオは動物たちを見たことがありません。動物たちは森のずっと奥、人間に見つからないように住んでいるのです。

アントニオが5歳になる夏。日照りがつづき、森の緑は枯れて茶色くなってしまいました。
そんなある日、3階の客が森から煙がでているのを見つけます。
山火事です。
火はまたたく間に広がり、炎が風にあおられ、ホテルに迫ります。
逃げるところはひとつしかありません。湖です。
ゴーガンダの町の人たちは、みんな湖に逃げ込みました。
人々は肩まで水につかりながら、なすすべもなく炎を見つめます。
やがて、森の奥から、動物たちも逃げてきました。キツネやウサギ、ヤマネコやアライグマ。そして、オオカミや熊までやってきました。
強い動物も、弱い動物も、みんな湖に逃げ込みます。
これまでアントニオが目にすることのなかった動物たち。
その動物たちの息遣い、体温が、アントニオのすぐそばに感じられます。

煙に覆われた空は暗く、昼夜の区別もわかりません。
やがて、山火事は消え、徐々に煙が消え、青空がもどりました。
ようやく、人間も動物も湖を離れることができます。
奇跡的に、ホテルは燃えていませんでした。
アントニオは1階の自分のベッドにもどり、旅人は2階に、働く人たちは3階に戻ります。

アントニオはあの山火事を忘れません。人間と動物の隔てなく、湖に浸かり、火を逃れたときのことを。

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森のおくから 読書感想文のための読み方のポイント

お話しは、アントニオの暮らしぶりの紹介から始まります。
おだやかに、日常を楽しむアントニオ。
そして、森にいるとわかっていても、姿を見ることのない動物たち。

お話しが動くのは、アントニオが5歳の夏。
どこで、どんなふうに思ったかな?
日照りが続いて、森の緑がなくなっているところ。
森に煙が見えた時。
炎が広がっていくところ。
湖に逃げるところ。
働く大人も、生まれたばかりの赤ちゃんも、水に浸かるところ。
動物たちが逃げてくるところ。
すぐそばに、恐い熊やオオカミ、ちいさなウサギがいるところ。

そこで、アントニオはどんなふうに感じていたかな?想像してみましょう。

いつもなら、強い動物は弱い動物をつかまえます。
人間も狩りをします。
そんな人間や動物たちが、みんな一緒になって湖でじっとしていたのはなぜかな?

人間の力ではどうにもならない日照り、山火事、空を暗くする煙。
自然の災害についても考えてみましょう。

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