2018年青少年読書感想文コンクール低学年課題図書の『ルラルさんのだいくしごと』『きみ、なにがすき?』『なずずこのっぺ?』『がっこうだってどきどきしてる』について、簡単なあらすじをご紹介します。
『ルラルさんのだいくしごと』あらすじ
家の大工仕事はなんでもこなすルラルさん。
今日は、雨漏りがする屋根の修理をします。
はしごをかけて、屋根に上って、修理はあっというまに終わりました。
さて、降りようかと思ったら、さあ大変。
はしごが外れて、地面に倒れています。
「だれか いないかーい」と呼んで、来てくれたのは動物たち。
でもね、はしごを見た動物たちは「きしゃ みたいだね」と言って、汽車ごっこをしながら遊びにいってしまいました。
ひとり屋根の上にとりのこされるルラルさん。
屋根にねころんで、のんびり空をながめます。
夕方になって、ようやく帰ってきた動物たち。
ルラルさんは、やっと屋根から降りることができました。
『ルラルさんのだいくしごと』
いとう ひろし/作 ポプラ社
屋根に取り残されたルラルさんの気持ちを想像しましょう。
自分なら、どうするかな?どう思うかな?動物たちには何ていう?
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2018年課題図書『ルラルさんのだいくしごと』あらすじと読書感想文の書き方ポイント
『きみ、なにがすき?』あらすじ
あなぐまは、草ぼうぼうの自分の庭に何かを作ろうと思いました。
畑に友だちの大好物を育てて、お料理して、招待したらどうかな?
こぶたが好きなじゃがいも。
りすが好きなリンゴ。
うさぎが好きな人参。
はりねずみが好きな木苺。
でも、みんなもう十分に足りてるんだって。
みんなのことを思った楽しい気持ちがどんどん萎えていきます。
じゃあどうしたらいいのさ!と爆発するあなぐま。
はりねずみに「君の好きなものを」と言われて、あなぐまは、自分の好きなものを作ることにしました。
『きみ、なにがすき?』
はせがわ さとみ/作 あかね書房
みんなに喜んでもらいたい気持ちのあなぐま。
でも、どれも必要ないとわかって。
あなぐまの心の変化を想像してみましょう。
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2018年課題図書『きみ、なにがすき?』あらすじと読書感想文の書き方ポイント
『なずずこのっぺ?』あらすじ
地面に芽を出した小さな緑。
それを見て「なずずこのっぺ?」と首をかしげる虫。
緑の芽は、やがて双葉を出し、本葉を出し、成長していきます。
植物のまわりには、いろんな虫たちがやってきて、虫の言葉で何か言っています。
「じゃじゃこん!」「みりご めりご」
四季がめぐり、植物は花開き、やがて枯れていきます。
植物をとりまく虫たちの様子の様子と昆虫語が楽しい絵本。
『なずずこのっぺ?』
カーソン・エリス/さく
アーサー・ビナード/やく
フレーベル館
昆虫語で書かれた『なずずこのっぺ?』。
言葉はわからないので、語感と絵で読み解いていきましょう。
虫たちは何って言ってるのかな?
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2018年課題図書『なずずこのっぺ?』あらすじと読書感想文の書き方ポイント
『がっこうだってどきどきしてる』あらすじ
街に新しい建物ができました。学校です。
学校は生まれたばかりなので、自分が何なのかわかりません。
学校ってどんなところなんだろう?
子どもたちが登校してきました。
子どもたちは、学校で遊んだり、授業をしたり、給食を食べたりします。
なかには「学校なんて嫌い」っていう子もいて。
学校は、悲しかったり、ちょっといじわるしちゃったり、楽しかったり、うれしかったり。子どもたちの様子を見ながら一日を過ごします。
『がっこうだってどきどきしてる』
アダム・レックス/文
クリスチャン・ロビンソン/絵
なかがわ ちひろ/訳 WAVE出版
『がっこうだってどきどきしてる』は、学校にも心があるという設定の、学校を擬人化したお話しです。
はじめての出来事にたいする、期待やとまどい。
否定される悲しみや肯定される喜びなどを想像しましょう。
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2018年課題図書『がっこうだってどきどきしてる』あらすじと読書感想文の書き方ポイント
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