読書感想文は、書く前に読み方にもコツがあります。
小学校3年生4年生なら、親子で協力して読むのがポイント。
それができれば書くのは簡単。
夏休みの宿題、サクっと終わらせちゃいましょう。
読書感想文の書き方 小学校中学年の場合
小学校中学年の読書感想文は、低学年のころと比べて、ちょっとだけ難しくなります。
1年生2年生のころの本の読み方は、場面の様子や登場人物の行動がわかって、お話の内容をとらえることが目標でした。
3年生4年生になると、登場人物の気持ちを推し量ることも必要になります。そのうえで、自分ならどう思うか、どうするかを考えて感想文にします。
小学校中学年の読書感想文のための本の読み方
読書感想文に不慣れなうちは、あまり長すぎないお話しを選んで読むことをおすすめします。
あまり長いと、読むのが大変ということのほかに、どこが大事なポイントなのか見つけにくくなる、あるいは大事なところがたくさんあって選べなくなるかもしれませんから。
まずは初めに、感想文のことは考えずに一度全部を読み通しましょう。
ここで、この本が何について書いてあるのかをつかみます。
つぎに、感想文を書くための読み方をします。
用意するのは、付箋。
読みながら、気になる箇所にメモをとりながら貼っていきます。
例えば、
- えっそんなことしちゃうの?
- うんうんわかるよー
- 自分ならこうするのになー
など、登場人物の行動やせりふ、そのとき思ったこと
- ドキドキしちゃう
- 泣いちゃいそう
- ジーンとする
など、心が動かされた場面
に貼っていきます。
中学年では、読みながらメモをとるのは難しいかもしれません。
おうちの人は、声をかけながら、メモ係りがいいですね。
余裕があれば、貼る係りは本人がすると、「自分でやってる感」がでます!
小学校中学年の読書感想文のまとめ方
感想文全体の構成は、おおきく三つに分けて、「はじめ」「なか」「まとめ」にします。
はじめ
「はじめ」では、この本を読むことになったきっかけを書くのが簡単です。
- 題名に惹かれて
- 同じ作者で好きな本があるから
- 本の紹介を読んで、登場人物に興味をもったから
もっと簡単に、
- 友だちや家族に薦められたから
- 表紙の絵が素敵だったから
でもかまいません。
なか
「なか」では、読むときにつくった付箋をつないで文章にしていきます。
どの場面で、どう思ったか、それはなぜなのかを書きます。
ここで、気になったことのうち、どれが一番強く印象に残ったかを選びます。
それが今回の感想文のテーマになります。
テーマとなる部分は、自分がどう感じたか、考えたかの理由に、自分の体験を書くと説得力がでます。
まとめ
「なか」で書いたことにつなげて、「まとめ」の部分で、テーマに関する結論を書きます。
- 主人公に対する共感や、反論など、最後に主人公にいいたいこと
- 自分も見習いたい、あるいは自分ならこうするなど、自分の今後の行動
- 読む前には知らなかったことや認識が変わったこと
などを書くとよいでしょう。
まとめ
読書感想文は、読むときにメモをとることで、あとからの振り返りが楽になります。
メモがあれば、どこでどう感じたかを思い出せますからね。
テーマも見つけやすくなります。
付箋の活用でまとめも簡単!
ぜひ試してみてください。
小学生の読書感想文おすすめ本 歴史編 戦国武将と姫君たち
小学生の読書感想文おすすめ本 動物・ペット編 犬・猫・ほか
小学生の読書感想文おすすめ本 写真絵本編 読書が苦手でもOK
読書感想文 主人公が3年生のおすすめ本
読書感想文 主人公が4年生のおすすめ本
コメント