奮闘するたすく あらすじと読書感想文の書き方ポイント

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読書感想文


『奮闘するたすく』夏休みの読書感想文を書くために。
あらすじと読み方のポイントをご紹介します。

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『奮闘するたすく』
まはら 三桃/著 講談社
2018年青少年読書感想文コンクール高学年課題図書。

奮闘するたすく あらすじ

佑は小学5年生。夏休みを前にして、佑は担任の早田先生に、デイサービスを夏休みの自由研究にするよういわれます。
以前、宿題の一行日記におじいちゃんのデイサービスについて書いたことがあったからです。

佑のおじいちゃんは、5月ころから認知症の徴候が出始めました。
慣れた道に迷ったり、コンロの火を消し忘れたりしたのです。
そこで、佑のおかあさんが市の介護センターにデイサービスの手配をしました。

夏休み。
カメラマン担当の一平と一緒に、自由研究のデイサービス通いが始まりました。

佑のおじいちゃんは、先日もお風呂の水をあふれさせてしまいました。
でもそのことを覚えていないので、デイサービスに行くことは納得していません。

デイサービスにはバスで通います。向かうのは「ケアハウスこもれび」。
おじいちゃんはヘルパーの林さんに説得されて、しぶしぶ建物に入ります。
建物に入ると、インドネシア出身のペルパー見習いリニさんからハグ&キスで挨拶をされて、おじいちゃんはびっくり。
おじいちゃんはすっかりおとなしくなってしまって、ヘルパーの佐藤さんに連れられてお風呂にいきました。

おじいちゃんが入浴しているあいだ、佑と一平は、リニさんにケアハウスの中を案内してもらいます。
施設は、利用者に配慮したユニバーサルデザインになっていました。

2階にはケアハウスに入居している人たちの部屋があります。
そのなかに、「花の部屋」と書かれた部屋がありましたが、リニさんはその部屋については説明してくれませんでした。

入浴後はレクレーションの時間です。
童謡やゲームで盛り上がるなか、佑のおじいちゃんはそれを拒んでホールから出ていってしまいました。
おじいちゃんのプライドが許さなかったのです。

おじいちゃんの記憶は一定ではなく、覚えている日、いない日とむらがあります。
佑と一平はおじいちゃんと一緒にデイサービス通いを続けます。

ある日、担任の早田先生が見学に来ました。
早田先生は、リニさんにインドネシアの介護の現状や、介護福祉士の国家資格について、インタビューします。
話をきいた先生は、佑と一平に、見学だけではなく体験することを提案。
ふたりはペルパーの見習いをすることになりました。

佑と一平は、ヘルパー見習いとしてお年寄りにふれあい、それまで知らなかったことを学んでいきます。

ある日、施設に通うおばあさんが行方不明になります。
佑のおじいちゃんはもと刑事。
おじいちゃんの指揮で、みんなでおばあさんを探すことになりました。
佑と一平は2階を探します。
そして、立ち入り禁止の「花の部屋」に入ります。
「花の部屋」には、もうすぐ最期を迎えるキワ子さんというおばあさんがいました。

一方、行方不明のおばあさんは見つかりました。
佑と一平はヘルパーの林さんに「花の部屋」に入ったことを話し、キワ子さんの食事の世話をすることになります。
キワ子さんは楽しそうです。

8月も半ばを過ぎて。
レクレーションはカラオケ大会です。
お年寄りにも懐かしい、昔の歌やその替え歌がうたわれます。

夏休み最後の日。
お笑い芸人の「笑いのるつぼ」が慰問にきます。
替え歌の前座で盛り上がったあと、「笑いのるつぼ」のステージでホールは大爆笑に包まれます。
その笑い声は、「花の部屋」にも届いていることでしょう。

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奮闘するたすく 読書感想文の書き方ポイント

デイサービスやお年寄りの介護について、初めて知ったことはなに?

デイサービスって、どんなところ?
ヘルパーさんたちはどんな取り組みをしてる?
インドネシアから介護の勉強をしに来ているのはなぜ?
おじいさんやおばあさんの様子や気持ちは?

それを知って、どう思った?

自分の体験で、佑のおじいちゃんのようなお年寄りと接したことがあれば、書いてみましょう。

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